
当法人は、ここで働く人々が活き活きと働くことが、ご利用者への良いサービスの前提と考えています。
そして、活き活きと働くためには、自己が成長していると感じることができること、即ち人材育成のしくみがあり、それを職員一人ひとりが活用し、自己啓発を含めて学び、プロとして成長していくことが大切であると感じています。
当法人では以下の人材育成の基本方針をかかげています
ここに働く人が財産であるという認識のもと、人材育成を充実させることが、利用者の満足度の向上につながると考える。
高い倫理観を根底にもち、身につけた知識・技術を活用し、他者と協調して意欲的に活動できる人材を育成する。
また、信頼される優れた人格を備え、卓越した事業管理、経営管理の能力を備える役職者を育成する。
1.目標管理制度と評価制度
人は明確な目標があると、成長すると言われます。それは、人の行動はすべて本人の動機、考え方が出発点となるからです。ですから、目標を形だけ設定してもそれは「時間のムダ」であり、それを本気で活用すれば成長につながり、それが評価されるという仕組みになっています。
具体的には、職員は、年度はじめに上司との面談の上、一年間の個人目標を設定します。そして、半年後に評価・見直し、一年後に自己評価を記入します。
また、半年ごとに職員一人ひとりが、人事評価表に自己評価を記入し、上司は部下の育成に役立てます。 それらによって、公平な評価、適正な処遇を目指しています。
2.業務成果・研究発表会の開催
職員に日頃の成果や研究内容を発表してもらい、職員みんなで称賛することにより、モチベーションアップを図ると同時に、ノウハウの共有化により法人全体のレベルアップを行います。
3.自己申告制度
年に一度、各職員が、自己申告書を提出します。そこには「自己啓発の記録」「目指している資格」
「キャリア目標」「経験したい部門」などを記載します。
すなわち、年に一度、自分のキャリアを見つめなおし、将来の目標に向かって、いま何を学ぶべきか、何をすべきかを考えることができる制度になっています。
自己申告カードにおける希望を考慮して、異動等の対応を行うなど人事管理上の配慮を行います。
4.研修制度と勉強会
勉強会(例)
1月「実技の勉強会」
2月「急変時の対応」
3月「マナー講習」
4月「倫理・法令遵守」
5月「感染症の予防①」
6月「事故防止について①」
7月「事例発表①」
8月「認知症ケアについて」
9月「理事長による講演」
10月「事例発表②」
11月「感染症の予防②」
12月「事故防止について②」
5.ありがとうカード
職員一人一人が、他の職員に対して、「ありがとう」という感謝の気持ちをカードで贈る制度です。記名でも匿名でもよく、贈った方も贈られた方も嬉しくなる制度です。
6.パソコンネットワークによる情報共有
企業では一般化しているグループウエアという情報共有ソフトを導入しています。
パソコンをネットワークでつなぎ、グループウエア国内シェアNO1「サイボウズ」を使って様々な情報を共有しています。
例えば、各種委員会議事録、勉強会レジュメ、各種会議議事録、研修のお知らせ、外部研修参加の感想、ご家族からの感謝の手紙、新入職員挨拶など、盛りだくさんです。
7.運営目標実行プラン発表会
毎年7月に運営目標実行プラン発表会を開催しています。この発表会は事前に発表されている『法人全体の運営目標 』に対して、各部門から一年間取り組む目標を発表するもので、全職員が参加して行われます。全体の動きがよくわかり、進むべき方向を確認することができます。
8.全職員を対象とした忘年会と親睦会
忘年会は全職員が参加して親睦をはかります。また、上記の運営目標実行プラン発表会のあとも親睦会を開催しています。年2回は、全職員が集まり、交流する機会を設けています。